春が旬の菜の花に、ひと手間を加えてうまみをプラス。
簡単に奥深い味わいが楽しめる『菜の花の昆布締め』のレシピをご紹介します。
ゆでた菜の花に昆布のうまみと香りがうつって、昆布締めならではのおいしさに……!
ご飯にのせたり、刺身とあえたり、いろいろなレシピにアレンジ可能です♪
『菜の花の昆布締め』のレシピ
材料(作りやすい分量)
菜の花……1束(約200g)
昆布(12×16cm)……2枚
塩
作り方
(1)菜の花は根元を5mm切り落とし、水に30分つける。鍋に水5カップを入れて強火にかけ、沸騰したら、塩小さじ2を加える。菜の花の1/2量を30秒ほどゆで、ざるに上げる。残りも同様にゆでてさまし、水けを絞る。昆布は堅く絞ったぬれぶきんでさっと拭く。
(2)ラップ(30×50cm)を広げ、中央に昆布1枚を置き、菜の花の1/2量を広げる。残りの菜の花を穂先の向きを変えて重ね、もう1枚の昆布をのせる。ラップでぴっちりと包んでトレーなどにのせ、冷蔵庫に1時間以上、できれば一晩置く。
【保存の目安】ラップでぴっちりと包んでトレーやバットにのせ、冷蔵で約5日。
アレンジメニュー
刻んでご飯にのせてご飯に、細かく刻んだ菜の花の昆布じめ、しらす干し、卵黄をのせて小どんぶりに。しょうゆ少々を回しかけてめしあがれ。
刺し身とあえて好みの刺し身に塩少々をふり、菜の花の昆布じめを食べやすく切って合わせ、酢、オリーブオイル各少々であえれば、風味満点のあえものになります。
昆布締めに使った昆布は、だしをとったり煮ものにしておいしくいただけます。
いろいろな食材と組み合わせて、春を堪能してくださいね。
(『オレンジページ』2024年4月17日号より)