午後のひと息にぴったりな、ふわっふわの紅茶シフォンケーキ。
専用の型がなくても、シンプルな材料とバットだけで、簡単に絶品シフォンが焼けちゃいます。茶葉と抽出液の両方を使って、香り豊かに。アールグレイのリッチな味わいをお楽しみください。
『紅茶のシフォンケーキ』のレシピ
材料(約21×17×高さ3cmのステンレス製のバット1個分)
〈紅茶液〉※
アールグレイ(なければ好みの紅茶)のティーバッグの茶葉……1と1/2個分
牛乳……大さじ3
〈卵黄生地〉
卵黄……2個分
植物油……25g
グラニュー糖……50g
〈メレンゲ〉
卵白……2個分(約70g)
グラニュー糖……20g
〈粉類〉
薄力粉……70g
ベーキングパウダー……小さじ1/2
アールグレイ(なければ好みの紅茶)のティーバッグの茶葉……1/2個分
※直径12cmくらいの耐熱容器に入れて混ぜ、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で40秒ほど加熱する。ラップをかけて3分ほど蒸らしてこし、30gになるように計量して完全にさます。
下ごしらえ
・卵白は口径18~20cmのボール(深さがあると泡立てやすい)に入れ、使う直前までボールごと冷蔵庫で冷やしておく。
・オーブン用シートを下図のように切る。点線にそって折り目をつけて太線部分に切り込みを入れ、バットに敷く。
・粉類を混ぜ、万能こし器でふるう。
・オーブンを180℃に予熱する。
作り方
(1)卵黄生地を作る
口径20 ~ 22㎝のボールに卵黄生地の材料を順に入れる。紅茶液を加え、すぐに泡立て器でよくすり混ぜる。
POINT
植物油と水分を卵黄によくなじませることが大切。全体に油をいきわたらせることで、しっとりとした仕上がりに。分離しないようにしっかりと混ぜて。
(2)堅めのメレンゲを作る
冷蔵庫から卵白をボールごと取り出し、グラニュー糖を一度に加える。ハンドミキサーの高速で、ボールの周囲にそって円を描くように1~2分泡立て、堅めのメレンゲを作る。持ち上げてみて角つのがピンと立ち、ボールを傾けても落ちなければOK。
(3)卵黄生地に粉類の1/2量を加えて混ぜる
卵黄生地のボールにふるった粉類の1/2量を加え、泡立て器で粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
(4)メレンゲの1/2量を加えて混ぜる
メレンゲの1/2量を加え、泡立て器でぐるぐると混ぜてざっとなじませる。さらに底からすくうようにして、メレンゲのかたまりがなくなる程度に混ぜる。
POINT
あらかじめメレンゲの1/2量を卵黄生地になじませておくことで、このあと加える残りのメレンゲがつぶれにくくなります。
(5)残りの粉類を加えて混ぜる
ゴムべらに持ち替える。残りの粉類を加え、切るようにざっと混ぜる(ここでは混ぜ残りがあってOK)。
(6)残りのメレンゲを加えて混ぜる
残りのメレンゲを2 回に分けて加え、そのつど底からすくうようにして全体が均一になるまで混ぜる。泡を消さないよう、切るように手早く混ぜて。メレンゲのかたまりが残る場合は、そこの表面だけをやさしくぐるぐる混ぜて生地になじませる。
(7)バットに流し入れて焼く
オーブン用シートを敷いたバットに生地を流し入れる。ゴムべらで表面をならし、中心から四隅に向かって筋を入れる(こうすると、全体が均一にふくらむ)。バットを10㎝ほど持ち上げ、作業台に1回落として空気を抜き、180℃のオーブンで23~25分焼く。
POINT
オーブンによっては濃い焼き色がつかないことも。淡くても、表面が生っぽくなく、中央がふっくらしていればOK。
(8)網にのせてさます
バットごと取り出し、作業台に高さ15㎝くらいのところから1回落とす(こうすると中の蒸気が抜け、焼き縮みを防げる)。オーブン用シートごとケーキを取り出し、網にのせて完全にさます。
POINT
蒸気を抜くひと手間で、ケーキがふわっとふくらんだ状態を保てます。熱がこもらないよう、すぐに網に移して。
カットしたらこんな感じ♪
シフォンケーキ特有の細やかな気泡が入っていて、弾力がありながらも軽さのあるくちどけです。
生クリームやレモンを添えてもGOOD。アールグレイだけでけでなく、好きなティーバッグの茶葉でも作れるので、ぜひぜひ試してくださいね。
(
『オイルで作る ふんわりケーキとサクサククッキー【新装版】』より)
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