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編集部

温泉地熊本県人吉市「翠嵐楼」にて新年度への生気を養う。

3月は私の誕生日に結婚記念日とお祝い事が重なる月なので、近場で一泊お祝い旅行を
するのが毎年の恒例なのですが、
今年は娘がお引越しをしたのでそのお手伝いに行ったりとなかなか暇がなく、
4月に入ってようやく落ち着いたので、熊本に一泊旅行して参りました。

今回主人が選んだお宿は熊本県は人吉市にある、人吉温泉発祥の宿として知られる「翠嵐楼」。

こちらは2020年7月に起きた熊本県南部豪雨災害で、大変な被害にあったお宿です。
壊滅的な被害を受けたにも関わらず、こんこんと湧き出てくる「御影の湯」と共に、
2022年にリニューアルして生まれ変わった、内外共に力強いお宿です。


私達が宿泊したのは温泉半露天風呂付のデラックス洋室。
温泉をこよなく愛する主人は必ずお部屋に温泉があるか否かをチェックします😺

クールダウンするのに最適なテラス。
バスローブ一枚でも心地よい季節が嬉しいです。

温泉も楽しみの一つではありますがもなんといっても旅館の最大のお楽しみはお食事ですよね!

揚げ全据え膳で頂くお食事は何よりも嬉しい♡
前菜は地元の名品 山ウニ豆腐、人吉湯葉、人吉産の生きくらげと
その土地の「美味しい」を余すところなく頂けます。

続いて鍋物。
可愛らしい鍋蓋から、汽車が蒸気を上げ始めたら食べごろの合図だそう。

とろけるようなお肉はその名も可愛いおいも豚。
地元野菜が、こっくり温泉みそに包まれてペロリと頂けてしまいます😄


焼き物。
山江村でとれた山女魚の塩焼き。
川魚は少し苦手意識があった私ですが、
丁寧に下処理をしてあるので頭から全て食べられますよ、という
ご説明を頂き、恐る恐る箸を入れたら身がなんともふわっふわ!
化粧塩が淡白な味にアクセントをつけてくれて、添えてある蓼酢がマイルドにさせてくれて。
加減が絶妙な一品でした。

私の住む鹿児島も1993年に水害に遭いました。
死者も出ましたし、市内のいたるところが浸水し、江戸時代から架かる5つの石橋のうちの
2つは流出、鹿児島湾に面する崖が4㌔に渡ってた断続的に崩壊、大変な被害となりました。

今回こちらに宿泊し、その当時のことを思い出しながら、これから入る梅雨や台風の季節を思うと、
どうかこのようなことが全国で起こらないようにと祈る思いになりました。

フロントで、チェックイン、チェックアウトをしている際、リピータ―と思しき方々が、
復活なさったこちらの旅館にねぎらいと、応援の言葉をかけている姿がとても印象的でした。

新年度に向けて、私たち夫婦も英気を養うとても良い時間を過ごすことができました🥰
有難うございました!






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子育てが1段落し、家人とニャンコの2.5人暮らし。娘が巣立った後の寂しさが未だ癒えぬ娘愛のウザイ家人へのお弁当は作り始めて実に9年目に入りました。3年前から始めたヨガと去年から始めた韓国語のお勉強で、自分なりに人生を謳歌している南国在住の主婦です。どうぞよろしくお願いします。

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